Live2D

Spine

Photoshop

illustrator

CLIP STUDIO

【制作ポイント】
ソファーの上でリラックスしてる女の子をテーマに作成しました。
動きが限られる中で背を伸ばしたり、クッション抱えたり、不思議なマスコットを出したりと単調にならないように制作しました。
マスコットはソファに座っている事で動きが制限されてるキャラクターに変わって、常時腕をパタパタさせたり感情豊かにはねて
画面に動きが消えないように気を付けました。
初めの立っている状態から座って行く動作、最後の寝るために横になる動作を自然な体制でいくように、上半身を遅れさせる事を意識しました。
反対にマスコットはアニメ調を意識し、コミカルにしました。
表情も単純にならずにする為、場面ごとに瞬きの速さや目線、頭部との動きを
合わせるように制作しました。
顔のXYは自動生成だとどうしても破綻するので、できる限り見栄えが良くなるよう丁寧に制作しました。横顔に変化する間を特に
気を使い、どの角度でも可愛くなるように、隠してたパーツが表に出てくるとき不自然にならないようにしました。

【FULL動画はこちらをご確認ください】

リラックスしてみた

【制作ポイント】
Live2Dでは表現しにくい楕円の回転や、コマ切り替えなどに拘ってみました。
エフェクトも全てspineで動きを付けて、上に向かって粒子が飛んでいく動きや、煙のようなものがぐるぐる回るところなどいろいろな効果を入れました。
魔法陣のエフェクト起動中は謎の大きな風が巻き起こっている想定で、髪の毛やスカートなどが煽られるように揺らしています。
その際、眼鏡にも光を反射させて魔法陣の発光の強さを表現しています。
最後に魔法が失敗して子供キャラに切り替わるシーンでは、画面全体に白色を挟んで衝撃を強める効果を付けていますが、こちらもspine上で取り入れています。
複数の魔法陣が出現して回転しつつ1つの球体となり、時計の針が出現するのですが、魔法陣が崩壊するときに時計の針などが方々へ飛んでいきます。
針はユーザー側に向かって飛んでくるようにして奥行感を出すようにしました。
また、魔法陣の起動に合わせてカメラワークで柱を動かし魔法陣が画面中心にくるようにすることで、より魔法陣に目線がいくように誘導をしています。


魔法陣を回してみた

【制作ポイント】
どんぶりの上の具材と箸でつかんだ状態の具材、口で加えた状態の具材のパーツの動きを自然にみせる事を重視しています。
また、ラーメンの汁に浮かぶ油分や、フーフーと息を吹きかけた時に出る湯気の描写をすることで、ラーメンの実在感を出して「ラーメンが食べたくなる」ようなアニメーションとなっています。
女の子の動きは、前かがみにラーメンを迎えに行く上体と頭部を表現するために、角度Yの動きを大きめに作成しており、ラーメンの麺を持ち上げた時、息を吹きかけるとき、パクつく時の動きをいくらか大げさに付けています。
これによって、このキャラのラーメン欲のようなものを表現できたのではないでしょうか。
今回のアニメーション制作で目標となっていた点の一つが「人間臭さのある仕草」で、ラーメンをがっつく動きでわんぱくな食欲を、大きい具材を二口で食べる動きで、一口では食べきれないという子供的な愛らしさを、小さめな具材をヒョイヒョイと口へ連続で投入する動きで、その食欲から来るせっかちさを、どんぶりを抱えて汁を飲んだ後の「ぷはー！」という動きで豪快さを…
のように、キャラの性質が見えるようなアニメーションを意識して作成しました。
見ている人がラーメンを食べたくなってくれたら嬉しいです。

ラーメンを食べてみた

【制作ポイント】
フレームを抑える指を複数作成し、音楽のコードチェンジや単音を弾くタイミングに合わせて変えています。
音が高くなる箇所でコードチェンジをボディ寄りに動かすことによって、ただ弾いているというよりも、音に寄り添っている感を演出しています。
その際のヒジ下の描画は、腕を正面から見ている印象となるので、通常のモデルよりも短くしています。
左手は体の動きでフレームからズレやすいので調整に気を使いました。
また右手のストロークする手の動きも手首がしなやかになるようにしつつ、単音を弾いてるイメージの部分を作りました。
目線もキャラクターが制服の女の子キャラなので、フレームを目で追ったり、追わないようにしてみたり、ここは目が離せないだろうという箇所を音楽の流れの中で考えて入れています。
体の動きも精一杯弾いている印象の中で、ネックを大きく持ち上げる動きも取り入れています。
最後は腕を大きく上げてキメポーズをするのですが、腕が上になる時に袖中が見えるようにしています。

LAB